1月にダカで国際映画祭
2015年12月31日付 Prothom Alo紙


来る1月14日から22日の間、ダカで国際映画祭が開催される。金銭的困難にありながらも再度映画祭を行おうと乗り出したのが、レインボー映画団である。同国際映画祭は今回で14回目の開催となる。主催団体の代表で映画祭の総監督も務めるアフメド・ムジュトバ・ジャマル氏は「このような映画祭の準備には金銭的困難が伴う。しかし、映画祭がなくなれば街の文化愛好家を落胆させることになる。だから我々が乗り出したのだ。どんなに損害が出ようとも映画祭の準備は進める」と語る。ジャマル氏はさらに「金銭的困難の中にありながらも、映画倫理委員会(映倫)を含むいくつかの団体が歩み寄ってくれるのでこの映画祭の準備が可能となっている。映倫は審査料を全額免除してくれた。映画祭の開催を実現するためにはさらなるスポンサーが必要だ」という。
昨日昼、ダカクラブのゲストハウスのレストランで行われた記者会見で、ジャマル総監督は書面のコメントを読み上げた。この会見には、エッセイストのモフィドゥル・ホク氏、詩人で建築家のロビウル・フサイン氏、ナジュムル・A・コリムッラ教授、映画監督でメディアパーソナリティーのサミア・ジャマン氏らも出席した。
今回の映画祭ではバングラデシュを含む世界60ヶ国の170の映画が上映されることが会見で発表された。首都ダカの国立博物館ホールや中央公立図書館のホールやアリエンス・フランセーズホール、アメリカEMKセンターのホールで、低料金で映画が鑑賞できる。
(12月1日付)1月14日(木)夕方4時から国立博物館ホールで開会式が行われる。開会記念映画として上映されるのは、バングラデシュのルバイヤート・ホセン制作の「アンダー・コンストラクション」である。映画祭にはこれまでと同様、外国からかなりの数の映画監督が訪れる。作品はオーストレシア(オーストラリアとアジア)コンペティション部門、レトロ部門、国際映画部門、トリビュート部門、スピリチュアル映画部門、女性映画と独立映画部門に分けて上映される。
第14回ダカ国際映画祭の一部として、第6回国際映画ワークショップが映画祭期間中の1月16日から21日まで催される。トルコ系ノルウェー人映画監督のネフィセ・オズカル・ロレントジンがまとめ役をつとめ、バングラデシュ教養大学(IULAB)の協力で行われるこのワークショップでは、国内外から35人の映画を学ぶ若者や批評家、ジャーナリストが参加できる。またアリエンス・フランセーズホールで映画祭への女性の参画に関する集会が1月15日と16日に行われる。

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(翻訳者:宗優樹)
(記事ID:468)