氷詰めで重量増やし牛肉を販売
2016年06月17日付 Prothom Alo紙


牛肉の重量を増して販売する画期的な技術を牛肉業者たちが見つけ出した。その方法とは、牛肉を氷詰めにしておき、それを消費者向けに販売するというものだ。今日金曜日、首都ダカのハティルプルにある生鮮市場で行なわれた、RAB・緊急行動部隊の移動裁判所の立ち入り捜査で、このようなやり方が摘発された。
 これ以外に、値段を規定より高く設定していたことにより、同市場の8人の鶏肉業者と、6人の鮮魚業者に罰金が科された。移動裁判所のサロワル・アロム治安判事は、合計16人の肉業者および鮮魚業者から11万3000タカの罰金を徴収した。
 この捜査は、商業省のモニルッジャマン市場担当官も担当のマニルッジャマンも同行して、今日朝9時半ごろハティプルで実施された。約2時間半の捜査により、この市場から100キロの牛肉が押収された。
 プロトム・アロ紙の取材に、移動裁判所のサロワル・アロム治安判事は、この市場の3人の業者が氷を詰めたコルクシートの箱に牛肉を保管していた、と語った。氷詰めにしておけば肉は固くなり重量も増す。このようにして4,5日間肉を保管しておき、その後、新鮮な肉と混ぜ合わせる。3人の牛肉業者はこのように処理した肉をダッカ市庁により定められた価格のキロ当たり420タカ(約560円)で販売し、不当な利益を得ていた。
 しかしハティルプル市場のある業者は、ヤギ肉を氷詰めにすることなく、公定価格より30タカ多いキロ当たり600タカ(約800円)で販売していた。
 一方、同市場の8人の業者は、国産鶏肉を商業省の作成したリストよりも125タカ高い500タカ(約667円)で、パキスタン産の鶏肉を40タカ高い300タカ(約400円)で販売していた。この他にも、ルイ(鯉)の値段はキロ当たり300タカと定められているにもかかわらず、550タカ(約734円)で販売していた4人の鮮魚業者に罰金が科された。

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(翻訳者:鈴木タリタ)
(記事ID:573)