西ベンガル州の名称を「ボンゴ」または「バングラ」とする法案承認
2016年08月02日付 Prothom Alo紙

インド・西ベンガル州の内閣は、州の名称を(ベンガル語で)「ボンゴ」または「バングラ」に変更する法案を決定した。西ベンガル州のパルト・チョットパッダエ教育相は、今日火曜日開かれた閣議でこの法案が決定されたことを公にした。
閣議の後開かれた記者会見でチョットパッダエ教育相は、閣議で全会一致で決定された法案により、州の新しい名称はボンゴあるいはバングラとなると語った。英語名称は「ベンガル」に変更される。
西ベンガル州議会の特別会期は今月(8月)26日から始まるが、その前に議長の主宰により、全会派による討議が行われることになっている。ここで法案が承認されれば州議会に提出され、議会が可決すればさらに中央議会に送付されることになる。中央議会での承認が得られれば、正式な承認のため大統領のもとに送られる。大統領が規定に従って署名すれば法案は最終的に成立する。
モモタ・ボンドパッダエ首相は2011年に西ベンガル州の政権についた後で全会派による討議会を開催し、そこで州の名称を、英語でも(ベンガル語と同じく)ポシュチム・ボンゴ(西ベンガル)と改める提言を行った。この提案は了承され、中央議会での決定のために送付された。しかしその後見るべき進展はない。
モモタ・ボンドパッダエ首相は、最近首都デリーの大統領府で行われた全州議会の会議に出席したが、州の名称が英語のWから始まるために、アルファベット順により最後に発言を求められた首相はそのことを不快だとし、州の名称変更をさらに強く働きかけることを決めていた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:加藤梢)
(記事ID:585)