みなの手で環境と自然を守ろう
2017年01月20日付 Prothom Alo紙

(1月13日付)自然が人間を生かしてくれている。だからこそ皆で自然と環境をまもらなければならない。それが遅れると、次の世代が危機に瀕することになる―昨日木曜日、(バングラデシュ北東部)ホビゴンジョ県で開催された「フレッシュ・チャンネルアイ自然フェア2017」ではこうした発言があった。
「自然で美しい生活」をテーマに、昨日午前11時からホビゴンジョのプレスクラブで、「自然と生活財団」の主催でこのフェアが開催された。
フェアの一部として行われた討論会では、主賓として招かれたサビナ・アロム県知事が「身の周りの環境と自然に、人間は様々な害を与えている。今すぐ、環境に及ぼしている害を防がなければ、今後さらなる危機に直面することになる。そのために、皆で一丸となり環境保全に取り組まなければならない」とあいさつした。
また来賓として出席したジョエデブ・クマル・ボドロ・ホビゴンジョ県警本部長は「ホビゴンジョのバティ地域は以前、運河や湖沼、魚と緑にあふれた土地として知られていたが、今ではその面影はない。こうした自然破壊の底に潜んでいるのは危機意識の欠落だ。こうした状況から正しい道へ人々を連れ戻すことができるのはマスコミだけだ」と述べた。
ホビゴンジョ・プレスクラブのゴラム・モスタファ・ロフィク委員長が議長を務めたこの討論会では他にホビゴンジョ県のモハッモド・ショフィウル・アロム地方自治体局副局長、ジャーナリストのモハンモド・フォズルル・ロホマン氏とハルヌル・ロシド・チョウドゥリ氏、シャー・フォクルジャマン弁護士、シャジャハン・ミア元解放戦士、ATNバングラテレビ局のアブドゥル・ハリム・ホビゴンジョ支局長、バングラデシュ環境運動・BAPAのトファジョル・ソヘル事務局長、市民団体「市民委員会」のアブドゥル・アワル・タルクダル事務局長らが意見を述べた。討論会の司会はチャンネルアイテレビのモハンモド・フォリアド支局長が務めた。討論会に先立ち主催者によるパレードがジャラル・スタジアム地区で行われ、各種の社会、文化団体や学校の学生・生徒が参加した。

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(翻訳者:細谷めぐみ)
(記事ID:614)