お金が湧き出る泉!
2017年01月24日付 Prothom Alo紙


(2017年1月19日付) 銀行のATMにカードを挿入し、引き出したい金額を入力して待っていた。すると、指定した分のお金が出た後にも、ATMはお札を吐き出し続けたのだった。
この驚くべき事件は、今週の火曜日、インド・ラージャスターン州のトンクという町で起きた。
今日木曜日に発行されたインディア・トゥデイ誌によると、ジテーシュ・ディバーカルさんという人がトンカ町のある政府系銀行のATMにカードを入れて3500ルピーを引き出そうとした。まもなくお金は出始めたが、3500ルピーが出たあとにも紙幣が出るのは止まらず、7万ルピーに達したところでようやく止まった。ジテーシュさんはこのことを銀行の支店長に伝えた。銀行側はそのATMを使用停止にしたが、すでに67万6千ルピーがその機械から余分に引き出されていることから、それ以前に多くの人がお金を持ち帰ったものと見られている。
ジテーシュ・ディバコルさんは「まず父に電話してこのことを知らせました。父は叔父と一緒に銀行に来てくれて、ともに私のところへやってきました。それで3人で銀行の支店長に知らせに言ったのです」と語った。
同行のハリシャンカル・ミナー支局長によれば、ATMの100ルピー札を置く場所(スロット)に2000ルピー札を置いてしまったことからこうした事態が起こったと考えられるという。だが100ルピー札を置くべき場所に2000ルピー札をセットすることは普通では可能ではないため、どうしてそのようなことになったかは調査中だということだ。
ミナー支局長はさらに「このATMをジテーシュさんが利用する前に少なくとも10人の客が同じ事態に遭遇しているはずですが、ジテーシュさんだけが事件のことを銀行に知らせてくれました。2時間のあいだATMにこのトラブルが起きていたのです。この間に誰がこのATMからお金を引き出したのかは、ATMの履歴から調べられます。利用者が特定されればお金の返還を求めることになります。この件については、警察に訴状を出しました」と語った。

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(翻訳者:森山雄圭)
(記事ID:616)