雨は降る、降り続ける
2017年07月03日付 Prothom Alo紙

(6月19日付)空に太陽は見えない。時おり黒い雲が割れ、雨粒が落ちてくる。ある時は小雨で、またある時は土砂降りであり落雷の時もある。こ首都のダカだけではない。バングラデシュ国内のほとんどの地域で同じ情景が見られる。気象庁によると、季節風がこの雨をもたらしているのだという。こうした状況はさらに何日か続く可能性がある。

ダカ首都圏交通局の幹部は「私たちは雨で溺れてしまいそうだ。こんなふうに降り続いたらもう溺れるしか手立てはない」と述べた。
ダカでは昨日月曜日は朝の9時頃から強い雨が降り始めた。2,3時間続いた激しい雨のために、市内の大部分の地区では小路から主要道までが冠水している。午後1時頃の時点でも、ミルプールのカジパラ、シェオラパラ、カルシ、13番、バシャンテク、それにウットラ、ボナニ、ラムプラ、ダンモンディの27番道路交差点、ファームゲート、テジュトゥリバジャル、テジュクニパラ、マニク・ミアアベニュー、モウチャク、南ボノスリ、カロワンバジャル、ボシュンドラ・ショッピングセンター前の道は冠水していた。
雨が降れば市民の往来は多少減るが、ほんの少しでも雨が上がると道路の混雑がまた始まる。だが道には水が溜まっているため車などのスピードが鈍る。この結果、各所で交通渋滞が発生している。
ダカ首都圏警察・DMPの交通部のリトン・クマル・シャハ西部地区担当副部長は、道が冠水するとCNGオートリキシャのような小型車両は故障して立ち往生してしまうという。交通輸送機関の一種類が麻痺すれば、すべての道に渋滞が広がっていく。
昼までには特に大きな渋滞は起きてはいないが、交通部の複数の責任者たちは、午後3時過ぎの会社の退社時間頃に雨が降るとひどい状態になるかもしれないと見ている。
気象専門家はしかし、雨が収束していく可能性は当面見えないと語っている。気象庁は、今後24時間のうちに国内のほぼすべての管区で雨または雷雨があると予報を出している。気象庁によれば昨日日曜日の朝6時から今日午後12時までの30時間でダカでは64ミリの雨が記録された。今朝6時から午後12時までだけで44ミリの雨が降っている。

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(翻訳者:金城康介)
(記事ID:650)