初日の調査には99台のバスとミニバス姿を現さず
2017年08月06日付 Prothom Alo紙


チョットグラム(チッタゴン)市内では公共交通機関に関する調査が行われているが、初日の昨日には33台のバスとミニバスには正規の登録証が備わっていなかった。さらに99台の車両が検査場に現れなかった。
公共交通機関調査は昨日朝9時から午後3時まで市内のCRB地区で行われた。
 チョットグラム市警察の交通部の関係者によれば、昨日の調査では市内の1から3番ルートを走る196台のバスとミニバスの運転手たちと車両が対象となった。しかし呼び出しに答え、車両とともにCRB地区の検査場を訪れたのは97名にとどまり、そのうち正規の登録証を持参したのは64人だけで、残りの33台は登録証を備えていなかった。
 調査を行なったチョットグラム市警察交通部のある責任者が匿名を条件にプロトム・アロの取材に応じた。その幹部によれば、25年と定められている耐用年数を超過したり、シャーシを改造して座席数を増やしたりした33台のバスとミニバスに対しては検査済みのステッカーが付与されず、今後対応が行われることになった。
市警察のデボダシュ・ボッタチャルジョ副署長(交通担当)はプロトム・アロに、今日(日曜日)は、4番から6番ルートを走行する291台のバスが検査に召喚されていることを明らかにした。
 市警察の交通部筋によると、今回の調査は市内を走るバス、ミニバス、ヒューマンホラー(四輪トラックに複数の座席を設置したもの)、テンポ(三輪の小型バス)、CNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載したオートリキシャを対象にしたもので、今月24日まで行われることになっている。
 同筋によればチョットグラム市内では1400台のバスが登録されているが実際稼働しているのは1084台で、残りの316台については現状が不明となっている。同様にヒューマンホラーは1314台中1165台が、テンポは2274台中1475台が運行している。この3種類の車両が市内の46のルートを走っている。また認可を与えられたCNGオートリキシャは1万3千台にのぼるが、現実に使われているのは1万1千台を若干上回るにとどまっている。

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(翻訳者:大塚圭華)
(記事ID:682)