4万5千タカのナマズ!
2018年01月13日付 Prothom Alo紙


魚見本市を訪れた人のほとんどが、一度はこの魚の近くにやってくる。値段はとてつもなく高い。だから買うことは無理だが、眺めるだけなら問題はないだろう!
(バングラデシュ北東部の)モウロビバジャル県スリモンゴル郡の魚市場では今日土曜日、魚見本市が開かれて賑わっていた。一番の目玉は巨大なバガ・アイル魚(ナマズの一種)である。
売り手のサムル・ミヤさんによると、この魚の重さは30キログラムにもなると言う。(モウロビバジャル県に隣接する)ホビゴンジョ県のコアイ川で獲れたものだ。つけられた値段は4万5千タカ(約6万円)。午後1時までに2万5千タカで買い取ろうという人は現れたが、サムル・ミヤさんはもっと良い値での販売を目指している。のぞみ通りの値段で売れるだろうとの思惑だが、3時になっても魚は売れ残ったままだった。
魚見本市では他にもルイ、カトラ、ブリゲード、シルバー・カープ、ボアル、バガ・アイル、チトル、アイルなどさまざまな種類の大型の魚が並べられている。スリモンゴル魚市場委員会のムハンマド・モジュヌ・ミヤ会長は「今回の見本市での販売用に、大きな魚が来ています。これほど大きな魚たちが一堂に並べられることは年間を通じてあまりないことです」と語る。同会長によれば、今年の見本市に出品された魚の数は前年よりも少し少ないとのことだ。終日行われるこの見本市には、スリモンゴル郡以外からもたくさんの人が魚を求めにやってくる。
一方見本市にやってきた人たちと話をしてみると、魚を買うばかりではなく、見るのも目的だという人もいた。子どもたちにいろいろな魚を見せようとしてやってきたという人たちも多かった。

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(翻訳者:細谷めぐみ)
(記事ID:717)