1日で137人のロヒンギャ難民が到着
2018年01月07日付 Prothom Alo紙


ロヒンギャの人々の流入が突然増加した。今日(1月7日日曜日)、コックスバジャル(コックスバザール)県のテクナフに子どもや女性、男性を含む37家族137人のロヒンギャ難民が新たに到着した。
この件について、テクナフ郡サバラング・ユニオンのハリヤカリ生活救済センターの責任者で、モハンマド・デロアル・ホセン県知事代理兼郡上級漁業担当官はプロトム・アロに対して以下のように語っている。
「新たに流入してきたロヒンギャ難民たちから話を聞いて、ミャンマーのいくつかの地域には依然としてロヒンギャ難民が生活していることが分かった。そうした人たちはこれまで(攻撃を受けて)家を捨て、森の中に退いた。厳しい冬の寒さの中での生活は非人間的で、食料や水に事欠き、病気に倒れる人も多かったため、必死でバングラデシュに入ろうとしたのだ」
ハリヤカリ生活救済センター関係者によると、ナフ川を越えてテクナフに到着した難民たちは当初軍のハリヤカリ生活救済センターに収容されたが、その後人道的支援と各家庭あてにコメ、豆、小麦粉、砂糖、油、塩の入った袋を一つずつ配布され、車でテクナフのノアパラ・ロヒンギャ難民キャンプに移送された。
テクナフ郡のモハンマド・ジャヒド・ホセン・シディク執行役員は、プロトム・アロに対してこのようにコメントしている。
「去る11月23日、ミャンマーとバングラデシュは、ロヒンギャ難民の帰還についての覚書に調印したが、その後もロヒンギャ難民の流入は続いている。今月のはじめの6日間で23家族78人が到着したが今日になって突然137人が流入したことで、懸念が高まっている」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:井倉愛穂)
(記事ID:719)