コルカタの刑務所から3人のバングラデシュ人が逃亡
2018年01月14日付 Prothom Alo紙


まるで映画のような方法で、コルカタのアリプルにある刑務所からバングラデシュ人受刑者3名が逃亡した。受刑者の名はそれぞれファルク、イモン・チョウドゥリ、そしてフェルドウスである。
きのう1月13日土曜日の夕方に行われた最終点呼のときにはその3人は確かにいた。しかし今日日曜日の朝に受刑者たちの点呼を行ったときには姿がなかった。刑務所当局は3人が逃亡したと気が付き、捜索が始まった。その後警察の捜査で、受刑者たちが深夜に脱走したことが明らかになった。
 警察によると、3人の受刑者たちは鉄格子を破り、刑務所の壁を乗り越えて逃亡したという。だいぶ前からこの脱出計画を企てていた。脱走犯たちは収容されていた部屋から抜け出した後、水道管を取り外し、それを使って刑務所の塀を乗り越えたと見られている。身体に巻いていたチャドル(ショール)で縄を作り、塀の向こう側のグァバの木に引っ掛けて約4メートル50センチの高さの塀を越えた。昨年12月25日に受刑者たちに(寒さしのぎのために)チャドルが支給されていた。塀の向こう側にはアディゴンガ川が流れている。
 刑務所の警察によると、3人の受刑者たちのかなり前から脱出計画を練っていたとみられる。鉄格子を切り取って30センチほどの隙間を作り、そこから1人ずつ脱出したと思われる。
刑務所の厳しい監視の目を逃れて実行されたこの脱走劇に刑務所当局は驚愕している。勤務怠慢の理由で同刑務所の3人の職員が解雇された。警察は逃亡した受刑者たちを早々に逮捕できるだろうという楽観的な見方を示している。

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(翻訳者:牧野未来)
(記事ID:722)