バングラデシュのパスポートランキング下がる
2018年10月10日付 Prothom Alo紙


 2018年の世界パスポートランキングでバングラデシュは5つ順位を落とした。昨年のランキングリストではバングラデシュは95位だった。今回は100位である。ビザなしで、ただパスポートを持つだけで外国へ行けるかという調査をもとにこのランキングは作られている。アメリカに本部を置く、永住権取得などに関するコンサルティング会社、ヘンリー&パスポートパートナーズが最近作成したパスポート・インデックスからこうした情報がもたらされた。
 どの国のパスポートがどれほど強力かということは、どのくらいの数の国にビザなしで行けるのかということにかかっている。ビザなしということは「オンアライバルビザ」、つまり前もってビザを用意することなくただチケットを用意するだけで別の国に行けるということを意味する。渡航先の国でビザのすべての手続きが済んでしまう。バングラデシュのパスポート保持者はビザなしで世界の41か国に自由に渡航できる。
 ヘンリーパスポートインデックスの報告によると、ビザなしでただパスポートだけを持って外国へ行けるということに基づいてランキングは作られている。2018年のパスポートランキングではバングラデシュの順位は100位であり、最下位からほんの5つだけ上である。バングラデシュのパスポートを持って、現在41か国にビザなしで行ける。このリストではバングラデシュとともにレバノン、イランそしてコソボも同じ順位にいる。
 一方、ランキングのトップは日本だ。日本のパスポートを持って190か国にビザなしで渡航できる。2位はシンガポールで、ビザなしで189か国に入国できる。それからランキングの3位はフランス、ドイツ、韓国が並んでおり、それらの国のパスポート保持者にはビザなしで188か国に渡航できる便宜がある。一方、リストの最下位の105位にいるのはイラクとアフガニスタンだ。
 昨年、バングラデシュはこのリストで95位だった。その時はバングラデシュのパスポートを持って38か国へビザなしで渡航することができた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:岩崎舞)
(記事ID:773)