女性たちに経費なしで日本で就職の機会
2019年03月05日付 Prothom Alo紙


(写真キャプション各期20〜30人の研修が実施される。研修は4カ月ごとに行われる)

日本で介護士や看護師として働く道が開けた。この動きを重視する政府は、この分野での就業を望んでいる女性たちを対象とした研修コースを始めようとしている。政府のマンパワー・雇用・研修局の管轄下にあるケラニゴンジ技術研修センター(TTC)でこのコースは実施される。同局では今年4月から4か月間にわたって実施される研修への参加希望者を募集中だ。
研修実施に当たってはNGO「人間のための基金」も協力している。研修は4カ月ごとに行われ、各回で25人から30人が訓練を受ける。
日本での就業のためには日本語能力が必須となっている。滞在が許される期間は当初2年間となっているが、延長の道も開ける。5年間滞在すれば家族同行も許される。また、永住権や国籍の申請もできるようになる。介護・看護の分野で第1陣として70名が日本に行くことになっており、その後順次派遣が実施される。

研修参加の条件
2019年4月1日時点で20歳から29歳であること。学歴は後期中等教育修了資格を持っていることとなっているが、賢く、やる気のある応募者については中期中等教育修了の場合も許容される。日本語能力を備えた応募者には優先権が与えられる。応募者には日本語を学ぶための心の準備が要求される。また謙虚で、賢く、忍耐強く、新しいことを学ぶためのやる気がなければならない。子供、高齢者および寝たきりの高齢者を世話しようという気持ちがあり、何より人道的な価値観を持っていなければならない。また海外で働くことに意欲的である必要がある。身体的な条件としては、身長4フィート6インチ(1.4メートル)以上、体重は40 kg以上となっている。
こうした条件を満たす希望者は履歴書をスキャンして3月27日までにケラニゴンジTTCのメールアドレスkeranigonjttc@yahoo.com に送付しなければならない。Eメールを送るにあたっては件名にApplication for admission in Caregiver Courseと記入すること。これ以外の書類を申請書に添付する必要はない。この申請に基づいて書類選考が行われ、第一次合格者には面接が実施される。
面接時に持参すべき書類は以下の通り。
1:オンライン申請書のコピー。
2:後期中等教育修了証または中期中等教育修了証の原本とそのコピー
3:最近撮影されたパスポートサイズの写真2枚。
4:日本語能力を証明する書類の原本およびコピー1式(もしあれば)。
5:国民IDカードまたは出生証明書の原本およびそのコピー1式。

研修生用住居はTTC内に用意されるが、食費は自己負担となる。応募者の面接はケラニゴンジTTCで、2019年11月28日の朝10時から始まり、午後3時に結果が発表される。応募者は研修参加費として5000タカを一括で納入しなければならない。納入された参加費は返却されない。
研修への参加日:3月31日〜4月2日
問い合わせ先:Manusher Jonno Foundation:017267655153、代表:01716373394

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(翻訳者:仲村優人)
(記事ID:803)