ノーベル経済学賞 ベンガル人ら3人の経済学者に
2019年10月14日付 Prothom Alo紙


2019年のノーベル経済学賞を米国の3人の経済学者が受賞した。受賞者はアビジット・バナジー、エスタル・デュフロ、マイケル・クレマーである。このうちアビジット・バナジー(オビジト・ボンドパッダエ)はインド系のベンガル人である。
スウェーデン王立科学アカデミーは今日月曜(10月14日)、ノーベル経済学賞の受賞者名を発表した。世界の貧困撲滅に向けた実証的研究が3人の受賞理由だとしている。
ムンバイ生まれのアビジット・バナジーは、ロビンドロナト・タクル(ラビンドラナート・タゴール)、オモルト・シェン(アマルティア・セン)、ムハマド・ユヌス博士に続く4人目のベンガル人として、ノーベル賞を受賞した。同氏は現在、米国の有名なマサチューセッツ工科大学(MIT)の教授である。
アビジット氏とともに妻でアメリカ人の経済学者であるエスタル・デュフロもノーベル賞を受賞した。フランス系アメリカ人のデュフロ氏は女性として2番目の経済学賞受賞者とである。46歳の同氏は、経済学賞では最年少の受賞者としての栄誉に輝いた。夫であるアビジット氏は58歳で受賞することになった。
両氏とともにノーベル賞を受賞したもう一人の経済学者はハーバード大のマイケル・クレマー教授である。

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(翻訳者:末政花鈴)
(記事ID:850)