西ベンガル州でコロナ感染者と死亡者数が減少
2021年01月05日付 Prothom Alo紙


インドの西ベンガル州ではこの数日中に、コロナウイルスの感染者数と死亡者数が減少した。
今後1週間から2週間のうちに、オックスフォード大学の新型コロナワクチン「コビッドシールド」とインド製の「コヴァクシンワクチン」の使用が開始される。州政府の関係者は、コロナワクチンの接種が始まれば、初期段階で2千5百万回分が必要になるだろうと語っている。
昨年12月、西ベンガル州におけるコロナウイルス感染者数は(1日当たり)3000人台だった。年が明けてからは500人台に減少している。

政府の公式発表によると、西ベンガル州では過去24時間以内に597人がコロナに感染し、25人が亡くなった。過去7か月でこの数字は最も低いものになっている。
西ベンガル州の公営・民間病院やクリニックに入院中の患者数は現在9817人。感染者の総数は55万5572人で、9617人が死亡している。直近の24時間で回復した人数は1347人で、これまでの回復者の総数は53万6084人である。
西ベンガル州の保健省の統計によると、北24ポルゴナ県では174人が感染、7人が亡くなった。南24ポルゴナ県で37人が感染、3人が死亡、フグリ県と東メディニプル県ではそれぞれ2人が亡くなっている。フグリ県と東メディニプル県の感染者はそれぞれ27人と28人に上っている。また西ボルドマン、ノディヤ、ダージリンの各県ではそれぞれ1人が死亡しており、感染者数は西ボルドマン県が15人、ノディヤ県で19人、ダージリン県で20人となっている。
一方カリンポン、北ディナジプル、ジャルグラムの各県では過去24時間での感染は報告されていない。コチビハールとプルリヤ県で2人ずつ、南ディナジプル県では3人が感染した。
州政府関係者は、コロナワクチンの接種が始まれば、初期段階で2千5百万回分本が必要になるとしている。このことについて今日火曜日(1月5日)州政府レベルの協議が行われる予定で、その結果は中央政府に伝達されることになっている。
州政府は、オックスフォード大学のコビッドシールドとビオテック・インディア社のコヴァクシンワクチンが早い段階で入手できることを望んでいる。

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(翻訳者:太田穂香、吉田真悠、陳映桐)
(記事ID:927)