大気汚染により年間700万人早死
2021年09月23日付 Prothom Alo紙


人の健康に対する、環境脅威の1つは大気汚染である。世界保健機構(WORLD HEALTH ORGANIZATION-WHO)の計算によれば、毎年大気汚染だけで世界中で700万人が早死している。この問題を解決するために、同機構は世界中で空気質を改善するため大気質ガイドライン(AIR QUALITY GUIDELINES-AQGS)をさらに強化した。アルジャジーラのニュースより。
当のグローバル機関は、水曜日に新AQGSを公開し深刻な大気汚染を防ぐためには、緊急措置を取る必要があると述べた。その理由は、世界中で大気質のすべての指標は低下しているからだ。これは公衆衛生において悪影響を及ぼしている。不健康な食品と禁煙よりも多くの健康上のリスクを作り出している。
WHOは、大気質の新しいガイドラインは大気汚染の有害な影響から何百万の人を守ると考えている。それと同時に、政府は大気汚染と闘うための法的基準の制限を設定するのに助けになるだろう。健康上のリスクを軽減する。それは何百万人の命を救うだろう。
WHOは、最後2005年にAQGSを公開した。同機関によると、2005年から16年間に渡り集めたデータでは、大気汚染防止に効果的な措置を講じることが重要だという。それは決して特定な国や地域ではなく世界中のものである。
新しいAQGSは、二酸化窒素、二酸化硫黄、一酸化炭素を含む6種類の汚染から大気質を改善することを推奨している。10月にスコットランドのグラスゴーで国連気候変動に関するグローバル会議COP-26の会合が開かれる予定である。それを先駆けてWHOは、大気汚染に関する新しいガイドラインを公開した。
同機関によると、世界中の気候変動と大気汚染は、公衆衛生に対する最も環境的脅威の一つとして表れている。WHOの事務局長テドロス・アダノム・ゲブレアスは、「大気汚染はすべての国の公衆衛生に対する脅威である」と述べた。しかし、これは低所得国と中所得国で極端なリスクを作り出している。

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(翻訳者:山岸開)
(記事ID:989)