コロナは本当に終わりがない:グレテス
2022年01月15日付 Prothom Alo紙


プロトムアロデスク
公開: 2021年12月2日
国連事務総長アントニオ・グレテスは、コロナウイルスは本当に終わりがないと発言した。昨日水曜に記者会見でグレテスはこう述べた。AFP通信社の報道によってこのこと伝えられた。
国連事務総長は、コロナの新種であるオミクロン株の拡大を防止するために特定の国や地域に向けた渡航禁止措置を批判した。彼は渡航禁止措置は、不適切で有効ではないと述べた。
グレテスは、コロナは本当に収束することのない一種のウイルスであると発言した。これは、渡航禁止措置を取られらた特定の国や地域を隔離される。また、非常に不適切と罰を与えるだけではなく有効な措置でもない。
国連事務総長は、渡航禁止の代わりに渡航者の検査の拡充するよう訴えている。
先週アフリカ地域でコロナの新種であるオミクロン株が発見された。すでに、少なくとも世界25ヵ国にオミクロン株が拡大した。
新種株が拡大してからアフリカの国々に対して渡航禁止措置を取られている。少なくとも70の国と地域がアフリカの多くの国に対して渡航禁止措置を講じた。渡航禁止措置を取られた国のリストには、経済大国である米国と英国のような国々が含まれている。
世界保健機関(WHO)は、コロナの新種株は“不安の根源”と述べた。科学者たちもこの種を不安視している。
国連事務総長は、コロナ新種株発見について知らせ、世界と重要かつ科学的な健康情報を特定と共有した、そのことで、これらの国々を罰せられるべきではないと述べた。
 グテレスは、渡航者のための検査の拡充するよう各国政府に再度呼び掛けた。そのために彼は、同時に他の適切で本当に有効な手段を取る必要があると述べた。
国連事務総長は、これが渡航と経済活動を進めながらコロナ感染のリスクを抑えられる唯一の手段であると述べた。
コロナウイルスの新種株オミクロンは、どのくらい早く拡大するか、あるいは既存のワクチンの有効性はどれ程のものなのかを、まだ誰もが確実に何も言えないのだ。このようは状況の中、世界保健機関WHOの加盟国は、今後起こりうる世界的なパンデミックに対応するため新たな国際ルールの策定することで合意した。

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(翻訳者:辻出悠斗)
(記事ID:1019)