誤った治療により世界で一年に260万人が亡くなる
2023年01月22日付 Prothom Alo紙


特派員、ダッカ
公開: 2022年9月28日
世界の死と障害の主な10個の理由のうち一つは安全でない治療だ。毎年、低と中所得国では、誤った治療のために1340万件の事故が発生する。その中では、260万人が死亡した。バングラデシュでもこのような事件は起こっている。しかし、これには何の統計もない。
昨日火曜日に首都のホテルで「患者安全の日2022」という目的で開催されたセミナーで、世界保健機関の情報に言及して、公衆衛生の専門家と国の著名な医師らは、これらのことを述べた。
保健省の病院サービス部門と世界保健機関が共同で、このセミナーを主催している。毎年9月17日に祝われる。しかし、制限のため今回は定刻で開催することができなかった。 今年この日のモットは「害のない薬」である。
小児科専門医とバルデム病院の元院長のナジムン・ナハルは、個人の生活での危険な医療の経験を説明し、医師が出す処方箋は監査する必要があると述べた。同様に、恣意的な薬の使用を止めるために、必要に応じて法律の制定する必要がある。
健康局局長のアブル・バシャルル・モハンマド・クルシド・アラムは、自身が患者であれば、患者の安全がいかに必要かを理解できると述べた。製薬会社の積極的なマーケティング活動のため、医師はプレッシャーにさらされている。他方、病気の診断に不必要な検査が行われているという非難もある。
イベントの始めに、世界保健機関の国家コンサルタントであるムラド・スルタンは、安全でない医療のため、死や病気になる同時に金銭的損失は多くなると述べた。
基本講演で、感染症病院のコンサルタントであるアリフル・バシャルは、誤った治療で米国では毎年44000から98000人が死亡していると述べた。しかし、これに対してバングラデシュでは信頼性のある統計はない。
パネルディスカッションの司会を務めた、COVID-19に関する国家技術諮問委員会の委員長であるモハンマド・ショヒドッラ教授であった。ディスカッションに産婦人科医でOGSB委員長(選出)のファルハナ・デワンと数人の医師が参加した。

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(翻訳者:長谷部真海)
(記事ID:1087)