未来のバングラデシュは正義、人権と言論の自由の国になる:首席顧問
2025年01月02日付 Prothom Alo紙
外交特派員
行進;2024年11月16日
暫定政府の首席顧問ムハマド・ユヌス博士は、「私たちはたった100日前に一つの歴史的な政治変革の証人となった。未来のバングラデシュには、正義、人権と言論の自由の国になる」と述べた。
今日土曜日の朝、首都のホテルで三日間にわたる国際会議の開会式で首席顧問はこの期待感を表明した。民間研究機関、政策研究センター(CGS)「ベンガル湾会議2024」がこの会議を開催した。
経済格差、社会的な不公正または気候変動の脅威の増大——これらすべてが大きな障害であると首席顧問は述べた。しかし、バングラデシュは逆境に立ち向かう方法を繰り返し示してきた。
7月から8月の民衆蜂起における若者たちの役割を取り上げてユヌス博士は、「私たちはたった100日前に一つの歴史的な政治的変革の証人となった。これは学生と民衆の革命であり、16年間支配してきたファシスト政権を打倒した。このため1,500の学生、労働者と一般の抗議活動参加者が命を落とした。負傷者はおよそ20,000人の学生と民衆だ。この国際会議を通して、私たちは彼らに対し深い敬意を表明する。彼らは自分たちの命を犠牲にし、永遠に手足、視力と身体能力を失い、そして今でも命を懸けた戦いを続けている。」
海外招待客向けて首席顧問は、「皆さんがダッカの道を歩くとき、道路横の壁に若者たちの情熱と希望の表現として描かれている色とりどりの絵画を見て魅了されるだろう。これらの絵画を見たら誰もが若者らの創造性の強さに魅了されずにいられません。ここには、デザイナーも中心的な計画も、資金提供者もいなかった。」と述べた。
この文明は我々を失敗させたとユヌス博士は表現した。彼は、ただ環境面だけでなく、利益のため人々が必死になっているのはこれらの理由だと特定した。ユヌス博士は、「富が集中しない3つのゼロに基づいて新しい文明を創造しよう」と呼びかけた。すべての人に平等に分配される。」
首席顧問は続けて、「今日国内の大勢の人々が変革を求めている。人権、表現の自由、正義と包括的な未来を構築の為に皆が団結している。だから、今年の対話のモットーは「壊れやすい世界」である。私は、忍耐と勇気をもって前進すれば、それぞれの問題の解決方法があると信じている。」と述べた。
ムハンマド・トウヒド・フセイン外務顧問とCGSのモニラ・カン会長が会議で演説を行った。このほかにマレーシアのマハティール・ムハンマド元首相、ボリビアのホルゲ・キロガ元大統領がビデオメッセージで演説を行った。CGSのジルール・ラハマン常任理事が会議の司会を務めた。
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(翻訳者:西唯我 )
(記事ID:1178)