パキスタンとインドの緊張状態を終わらせようではないか、両国の首脳とも旧知の間柄である。両者は問題を解決してくれよう──トランプ
2025年04月26日付 The daily Jang紙
カラチ(ラフィーク・マーンガト):-ドナルド・トランプ・アメリカ大統領はパキスタン・インド両国の間で高まる緊張について「両国の首脳とも旧知の間柄である。。両者は緊張の問題を自分たちで解決してくれよう。」と述べた。ドナルド・トランプは被占領(=インド側)ジャンムー・カシミール州のパヘルガームで起こった襲撃事件について自らの感想を表明しつつ「あれは最悪の事件だった。インド・パキスタン国境地帯では緊張状態が去ることはなかった。私は両国の首脳とも旧知の間柄である。彼らはこの問題を何らかの方法で解決してくれよう。パキスタンとインドの間には並々ならぬ緊張状態がある。ただ、この緊張状態は常に存在してきたものである。」と述べた。ドナルド・トランプ大統領はパキスタン・インド両国の首脳との仲介に関する質問については、返答を避けた。一方、タミー・ブルース・アメリカ国務省報道官は記者会見で被占領カシミールでの観光客に対するテロについて遺憾の意を表明しつつ、こう述べた、「多数の人命の犠牲に対しご遺族の方々には哀悼の意を表します。この事件の捜査を敢行し、犯人たちを厳罰に処してやりましょう。」と。報道陣へのブリーフィングの席で報道官に対し記者から「トランプ大統領は自身の第一期目にカシミール問題で調停のオファーを行ったが、アメリカはパキスタンとインドの緊張の終結において役割を果たす用意があるのか?」との質問が上がった。アメリカ国務省報道官はこれ答えて曰く、「この点に関してトランプ大統領及び国務長官は既に述べております。パキスタン・インドの問題を至近距離から注視しております。両国の間において状況は急速に変化しつつあります。」と。
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(翻訳者:薄葉一朗)
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