地震並びに恐るべき降雹
2025年04月18日付 The daily Jang紙

雨や嵐、地震、季節の移り変わり、大海の波のうねり、これらは人の力が到底及ばない大自然の事象ある。水曜日の早朝、国内の各地同様イスラマバードでも激しい地震の揺れの後に、一日中変わらぬ暑さと湿気が続く中、突然黒い雲が空一面に湧きあがり、見る見る間に一陣の突風、これに続いて雨そして恐るべき降雹が始まった。2インチを超える氷の塊が7分間降り続いた。人々は神に助けを求め祈り続けた。数分間でイスラマバードはあたかも白い布で覆われたよう。屋外に停められた乗用車や家々の窓ガラス、太陽光パネルのスクリーンに被害が及んだ。これはイスラマバードでは、天候という点で稀に見る激しい事例である。ハイバル・パフトゥーンハー州の各地では激しい降雨と降雹により洪水のような状態(=鉄砲水?)が生まれた。この暴風雨により6人の命が奪われ、多数の自動車が流された。果樹園や畑の作物に甚大な被害が及び、停電が続いた。シャーヒド・アッバース気象庁主任気象官によると、気候の変わり目にはこうした事例も珍しくはないという。すなわち、4月中旬から6月中旬、また9月中旬から11月中旬にかけて、突風や暴風雨、津波(?)、これらに類する荒れた天候が発生する可能性は高まるということである。同庁は既に4月16日から4月20日にかけての空模様に関する勧告を既に出しており、こうである。すなわち、「目下小麦の収穫作業の季節ですが、農家はこれを一時中断しましょう。あるいは、刈り取った小麦を集めましょう、ただし、戸外に放置してはいけません。」と。気候変動が絡むこうした事例は、我が政策立案者たちに、環境変動の影響に対処するために確実な措置が即座に必要であることを想起させる。

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(翻訳者:西村雅)
(記事ID:1191)