英国はイスラエルとの貿易交渉を一時停止し, 入植者に制裁を課す
2025年07月17日付 Prothom Alo紙
CNN
公開:2025年5月21日
英国は、イスラエルとの貿易交渉を一時停止した。同時に、占領下のヨルダン川西岸地区の入植者に制裁を課した。イスラエルが新たに開始した攻撃を停止し、支援物資を通させなければ、同国に対して‘措置’を講じると、英、仏、カナダが警告をした後、この制裁を課された。
イスラエルは、5月5日からガザへの新たに攻撃を開始した。昨日、月曜日、イスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相は、自国政府は、“ガザの完全支配”を掌握する計画だと述べた。長期間に及んだ11週間の封鎖後、本日イスラエルは、ガザ地区へトラック5台の援助物資を入ることを許可した。しかし、ガザ当局は、毎日トラック500台分の援助物資が必要だと述べている。
本日、火曜日、英国の外務大臣デイビット・ラミー氏は、声明の中で2023年10月7日、イスラエルでのハマスによる攻撃後、英国はイスラエルの自衛権を支持してきた。しかし、この紛争は現在、“暗黒状況“に陥っている”。イスラエル軍は、11週間ガザを封鎖している。その結果、この渓谷で活動する世界食糧計画(WFP)の手元の食料の備蓄が底をついていると述べた。
さらに、英国議員たちにデイビット・ラミーは、本日英国は西岸居住区の入植に関与したとの理由で、3人の個人と4つの組織に対して制裁を課した。残忍な人権侵害している人々対して、英国政府は措置を講じるとも述べた。
また、本日、英国外務省が出した声明の中、ガザにおけるイスラエルの攻撃、ヨルダン川西岸地区におけるイスラエルの入植地の拡大そして入植者による暴力的事件をめぐり、駐英イスラエル大使のジプラ・ホトベリー氏を英国政府が召喚したと述べた。
イスラエル外務省は、入植者に対する英国の制裁は、‛欺瞞的、不条理かつ悲惨なものだ’としている。当省は、自国の存亡と安全保障のためにイスラエルの破壊をもくろむ敵に対して当国は戦っている。外部からの圧力屈してこの戦いからイスラエルは退くことはない、と述べた。
さらに、貿易交渉の中断についてイスラエルの外務省は、“反イスラエル感情と国内政治的計算のため自国の経済に損失を与えるなら、それは彼らの決定だ。”と述べた。
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(翻訳者:森田麻妃呂)
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