国連総会の合間に首席顧問はブータンの首相と会談し、自由貿易協定に関心を示した
2025年11月12日付 Prothom Alo紙
BSS
ニューヨーク
公開:2025年9月27日
ブータンの首相であるツェリン・トブゲはバングラデシュとの自由貿易協定(FTA)締結と2国間経済地域の連携構築に深く関心を示した。彼は、「この取り組みは貿易と投資に新たな次元をもたらす」と述べた。
アメリカのニューヨークでの国連総会第80会期の合間に暫定政権の首席顧問教授であるムハンマド・ユヌスとの2国間会談でツェリン・トブゲはこの提案を行った。機関本部で現地時間の金曜日にこの会談を行った。
ブータンの首相は、「自国の特別な経済地域であるゲレフー・マインドフルネス・シティ(GMC)をクリグラムにブータンの投資家たちのために割り当てられた特別な経済地域と連携させることができれば両国は広く恩恵を受けるだろう」と語った。
首席顧問教授のユヌスはこの提案を歓迎し、「バングラデシュとブータンは交通発展、貿易、投資を通じて2国間の関係を新たなレベルに持っていくことができる」と述べた。
ブータンの首相は宗教観光促進に向けた政府の計画について言及し、「バングラデシュの仏教僧侶たちはブータンに来ることができ、彼らは観光の発展に重要な役割を果たす」と語った。
ツェリン・トブゲは「ブータンの水力発電の可能性をバングラデシュのために活用したい」と述べた。さらに「ブータンの製薬産業へのバングラデシュからの投資を自国政府が歓迎する」と述べた。また光ファイバー接続の確立においてバングラデシュの協力を求めた。
2人の指導者はロヒンギャ問題についても議論した。ブータンの首相はユヌス教授に「ロヒンギャ問題に関して、9月30日に開催される国連の本会議に参加する。」と述べた。
ブータンの首相は最近、ティンプーに開館したバングラデシュの新しいチャンスリーの建物のデザインを賞賛した。この建物は「ヒマラヤの麓にあるベンガル湾」というテーマで建設された。
会談で、首席顧問教授であるユヌスはブータンの首相にバングラデシュへ訪問するよう招待した。ツェリン・トブゲは招待を受け入れて、「次の2月に行われるバングラデシュの国政選挙の前に訪問する可能性が高い」と述べた。
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(翻訳者:石渡亜理沙)
(記事ID:1245)