家族を養うためリキシャを運転するアラファト、勉強を辞めたくない
2026年06月02日付 Prothom Alo紙


記者、ダウドカンディ、コミラ
公開日:2026年3月19日
 家族の経済的な困難のため、ハフェズ・ムハンマド・アラファト・フセイン(17)は幼い頃から収入を得るために貢献しなければならなかった。勉強と並行して彼は、バッテリー駆動のオートリキシャを運転してお金を稼いでいる。彼は1日のうちの一部でリキシャを運転し、残りの時間は勉強に費やしている。アラファトはクミッラ県ムラドナガル郡ノアプスコリニ村の住民で、ノアプスカリニ・ケラマティア・ダキル・マドラサの10年生である。彼はダウドカンディ郡のゴウリプール・バザール地区のダッカ・ホムナ道路で定期的にリキシャを運転している。
アラファトの父、ムハンマド・ノズルル・イスラムはバッテリー駆動のリキシャの運転手である。母のロクサナ・ベゴムは専業主婦である。兄のヤシン・ミアは貧困のため学校に通えず、現在はCNG(Compressed Natural gas圧縮天然ガス)駆動のオートリキシャの整備士として働いている。姉のタニサ・アクタルは既婚者である。妹のタスニア・アクタルは、地元のノアプスコリニ・ケラマティア・ダキル・マドラサの8年生である。
 アラファト・フセインは、ムラドナガルにあるポロムトラ・マフムディア・ハフィジア・マドラサで聖クルアーンの30節を暗記し、ハフェズ(クルアーン暗記者)になったと語った。その後、地元のノアプスコリニ・ケラマティア・ダキル・マドラサに入学し、現在は同校の10年生として学んでいる。彼の夢は教育を修了後いい仕事に就き、その収入で家族を豊かにすることである。
 アラファトの学業への関心を見て、地元の人々は彼を励ましていると、村民で書籍商のカマル・ウッディン・ブイヤン氏は語った。彼は、これほど困難な状況の中でも少年が教育に関心を示していることは本当に称賛に値すると語る。
ラジョイル村の学校教師、ナシマ・アクタルは、こうした生徒を支援するために公的・民間の取り組みが必要であると述べた。アラファト・フセインのよう人達が、将来国の発展において重要な役割を果たすだろう。
 ノアプスコリニ・ケラマティア・ダキル・マドラサの校長であるマオラナ・ムハンマド・アブル・フセイン氏は、マドラサからアラファトに様々な支援を提供しており、この支援は今後も継続されると述べた。

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(翻訳者:富田菜月)
(記事ID:1263)