イラン戦争戦略の背後にプーチンの見えない手がある:イギリスの防衛大臣
2026年06月02日付 Prothom Alo紙


ガーディアン紙
公開日:2026年3月13日
 イラン軍事戦略の背後にロシアのウラディミル・プーチン大統領の“見えない手”があると、イギリスのジョン・ヒリー防衛大臣が述べた。イラン北部エルビルにある西側の基地へのドローン攻撃の後に、この発言をした。
 ロンドン北西部にあるイギリス軍中央本部の上級職員らが、ジョン・ヒリー氏に、イランとその代理組織のドローン操縦者らが徐々に「ロシアの戦略」を採用していると述べた。
 去る2月28日、イギリスとイスラエルの攻撃に対抗して、イランは中東全体に2000機以上の「シャヘド」ドローンを発射した。ロシアはこのドローンをウクライナ戦争で広く使用してきた。
 英国統合軍司令官のニック・ペリー中将ジョン・ヒリーは、ロシアはイランにドローン使用に関して特別な技術的助言を行っているように見られると述べた。
英国ノースウッド司令部を訪れた際、英国統合軍司令官ニック・ペリー中将はジョン・ヒリー氏に対し、ロシアが現在イランおよびその服従するグループに対してドローンの配備と使用に関する戦略的助言を行っているようだと語った。
ペリー氏は、イランのドローン操縦者らは現在ドローンをとても低めに飛ばしており、これはターゲットを攻撃するために以前より有効かつ阻止するのが非常に困難になっていると述べた。昨夜の攻撃で西側の軍基地は被害を受けたが、そこにいる英国の軍人に被害はなかった。二機のドローンが撃墜された。
ジョン・ヒリー氏は、「イランの戦略の背後でプーチンの見えない手が働いているのは驚くことではない。その理由は、現在高騰している石油価格から、プーチンだけが利益を得ている。この結果、彼はウクライナ戦争のための資金を得ている。」と述べた。
 イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ氏は、厳しい言葉で声明を出した。国営テレビでの発言によると、イランは中東の米軍基地への攻撃を継続し、ホルムズ海峡を閉鎖するとしている。
国際エネルギー機関(IEA)は、今回の戦争の結果、世界の石油市場で歴史的な“最大の供給不足を引き起こしたとしていると述べた。
 しかし、米国のドナルド・トランプ大統領は自身のSNSであるTruth socialを通して、米国は世界最大の石油生産国であることから、この価格高騰の影響でむしろ「大きな利益」を得ている、と書いた。
 トランプ氏のこの発言に対し、イランの最高国家安全保障会議のアリ・ラリジャニ氏は、強く反論した。彼はX(旧Twitter)に「トランプ氏は即座の勝利を夢見ている。戦争を始めるのは簡単だが、いくつかのツイートで戦争に勝利を収めることはできない。あなた方の誤算を後悔させるまで我々は止まらない」と書き込んだ。

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(翻訳者:北川栞)
(記事ID:1264)