エルバラダイIAEA事務局長の補佐官、イランを訪問 シャルグ紙
2005年10月11日付 Sharq 紙

2005年10月11日シャルグ紙5面
【メフル通信】アルバラーダイー(エルバラダイ)国際原子力機関(IAEA)事務局長の補佐官で、地域の保障措置を担当するオリー・ハイノネン局長は9日日曜の夜、イラン・イスラーム共和国当局との会談ため、4名からなる使節団の団長としてテヘラン入りした。

 今回の訪問日程は、ウィーンでのIAEA総会において組まれたもので、ハイノネン局長とイラン・イスラーム共和国当局者との会談では、イランとIAEAの間の懸案事項について話し合われる予定。

 事情に詳しいウィーンの外交筋によると、同使節団のワーキング・スケジュールは火曜日から始まる予定だとした上で、「今回の会談は、最近のIAEA理事会決議に関連したものではない」と強調した。

 現在、ハイネケン局長らとは別に、IAEA査察官2名がエスファハーンにあるウラン転換施設を訪れている。IAEAの査察官は、転換施設が再稼動を始めて以来、継続的に同施設への立ち入り検査を行っている。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:1070 )