インターネット上で「核のアパルトヘイト」に抗議する動き シャルグ紙
2005年10月04日付 Sharq 紙

2005年10月4日付シャルグ紙外交面(5面)

 イランの原子力活動に対する西欧諸国の対応、特に最近IAEA理事会で可決された決議に対して抗議の声をあげているイラン人のグループが、「核のアパルトヘイト」への抗議として、インターネット上で署名活動を展開している。

 メフル通信の報道によると、このグループはある世論調査をインターネット上で行っており、世界列強の二重外交に対して抗議を表明する一方、この問題に対する抗議運動の広がりと連携の強化を呼びかけている。

 このグループは、あるインターネット・サイト上で発表された声明文の中で、次のように表明している。

 「このようなわけで、イランという偉大な国家から核技術を奪い去ったままにしようとする世界の列強の二枚舌外交に対して、我々は抗議を表明するものであり、敬愛なる「Persian Petition」サイトにあっては、(ちょうど〔「アラビア湾」ではなく〕「ペルシア湾」という歴史的につねに用いられてきた呼称を守り通すことに成功した事例のように)抗議の拡大と連携に尽力され、核技術の保有は全イラン人の国民的権利であり願望であるという抗議の声を、イランの核問題をめぐって係争中の国々に、さらには全世界に伝えられることを切に願う」。

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:1002 )