ロシア原子力公社新総裁:「ブーシェフル発電所は燃料受入れ態勢が整っていない」 シャルグ紙
2005年11月24日付 Sharq 紙

【ISNA】ロシア原子力公社の新総裁は、ブーシェフル原子力発電所には核燃料の受け入れの準備が整っていない、と述べた。
ロシアの通信社ノーボスチ(Novosti)の報道によると、ロシア原子力公社ロスアトム(ロスエネゴスアトム、Rusatom)総裁アレクサンドル・シュミーギン氏は火曜日モスクワの集団記者会見において、ブーシェフル原子力発電所は現時点で技術的な面から核燃料を受け入れられる態勢にない、と発表した。同氏は、「今は核燃料をブーシェフル原子力発電所へ移送する必要性はない。なぜなら、核燃料の保持はペルシャ湾の情勢を考えると非常に難しいからだ」と強調した。これに関して同氏は説明をしていない。
シュミーギン氏はまた「燃料はロシアの工場に保管されており、我々はその安全性を保障する」と付け加え、さらに「ブーシェフル原子力発電所は2006年半ばにも稼働態勢が整うだろう」と語った。


Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:1377 )