ラーリージャーニー:「交渉のテーマは核技術と燃料の生産だ」 ハムシャフリー紙
2005年12月01日付 Hamshahri 紙

2005年12月1日付ハムシャフリー紙

【メフル通信】ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記は、アーディル・アブドゥル=マフディー・イラク副大統領との会談の一幕で、イラン側との話し合いに駐イラク・アメリカ大使が関心を示しているとの報道について、「私もこのことを報道レベルで聞いたにすぎず、それ以上のことは知らない」と述べた。

 同書記の話によれば、これまでのところハリールザード大使からイラン当局への接触は何もないとのことだ。

 ラーリージャーニー書記はまた、イランとヨーロッパとの交渉において、イラン国外でのウラン濃縮が主たるテーマであるとの見方は、単なる報道レベルでの話でしかないとし、「交渉の焦点は核技術と核燃料の生産だ」と述べた。国家安全保障最高評議会書記は続けて、「英仏独ヨーロッパ三カ国からの書簡は、2日前に国家安全保障最高評議会補佐官に手渡された。同書簡には、イランとヨーロッパ諸国との交渉再開に向けた意欲が示されている」と述べた。同書記の話によると、双方による交渉の日取りが近々調整されるという。


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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:1440 )