イスラーム諸国に核のノウハウ提供の用意:アフマディーネジャード大統領 シャルグ紙
2005年09月16日付 Sharq 紙

2005年9月16日付シャルグ紙オンライン版

 第60会国連総会への参加のために、ニューヨークを訪れたマフムード・アフマディーネジャード・イラン共和国大統領は、木曜日にトルコ当局との会談の後、「イランは自らが持つ核に関するノウハウをイスラーム諸国に提供する用意がある」と述べた。

 アフマディーネジャード大統領はニューヨークで、各国首脳やマスコミともたれたほぼすべての会談・会見において、「イランは核兵器を追求していない。なぜなら、これはイラン・イスラーム共和国の宗教的信念に反しているからだ」と強調した。同大統領は同時に、「世界のすべての国々は原子力エネルギーの恩恵を受けるべきである」とも述べた。

 アフマディーネジャード大統領はさらに、「イランは核に関するノウハウを、必要性に応じてイスラーム諸国に提供する用意がある」とも述べた。

 EU3カ国は、平和利用以外の可能性もあるイランのウラン濃縮計画を中止させようとしている。

 アフマディーネジャード大統領が土曜日に国連総会において行う演説では、イランの今後の核活動の概要が示される予定である。

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( 翻訳者:藤川 淳 )
( 記事ID:909 )