ラフサンジャーニー:「西側はイランが圧力に屈せず、栄誉を手にすることになると知るべきだ」 ハムシャフリー紙
2006年01月14日付 Hamshahri 紙

1月14日付ハムシャフリー紙

【ファールス通信】公益判別評議会議長のハーシェミー・ラフサンジャーニーは、イランの核活動再開についてイランの立場から言及し、「抵抗し措置を講じることで、この難しい局面も我々は乗り越えてゆける」と述べた。犠牲祭の集団礼拝の説教に立ったラフサンジャーニー師は、イランの核活動が再開され、西側諸国のメディアが騒ぎたてていることについて触れ、「核技術の保有は国家の義務であり人々の権利であるのに、それに基づく行動により、我々はこれほどの疑惑と脅迫にさらされている。彼らは我々に爪と牙をむき威嚇しているのだ」と語った。

 彼は、「昨日、核活動が再開されて以降、政治、軍事、経済、メディアの各界全体で、イランに対する大きなうねりが巻き起こっている。民主主義や人権の時代と呼ばれる時代であるにもかかわらず、だ。」と発言した。

 ラフサンジャーニー師は、「現代の技術を利用しようとする国家に認められた権利を、ないがしろにすることはできないはずだ」と述べ「すべては、科学や進歩から得られるものだ。しかし彼らは我々を無知のままにとどめ、自分たちは他の国々より先進的であろうとしている」と語った。

 さらに、ラフサンジャーニー師は、「今や本当の闘いは、我々の国家が脅しや権利の剥奪にも屈せず、数多くの分野において、科学の偉大なる礎のために自らの足で立ち、研究開発という点で他に先んじることができるかどうかだ」と述べた。

 彼は、イラン国民は(イラクからの侵略という)強要された戦争の中でも、自らの試練をくぐり抜けてきたのだと強調した上で、「我々は(イラクの侵略に対する)あらゆる防衛において、「人道」の範囲から逸脱したことはなかった。我々はイラクがそうであったように化学兵器を使用することも可能だったが、これを実行に移すことはしなかった」と発言し、さらに、「彼らは我々が決して屈しはしないと知るべきだ。もし彼らがこれ以上面倒を起こすのであれば、最後には彼らが後悔し、イランが崇高であることが明らかとなり、我々は自らの権利を獲得することになるだろう」と述べた。

(後略)



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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:1719 )