アラブ外相会議、レバノンの緊張緩和と抗争防止を呼びかけ(アル・アハラーム紙)
2006年12月06日付 Al-Ahram 紙

■ カイロでアラブ外相会議、レバノンにおける状況悪化を止め、対話を再開することを求める

06年12月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 カイロに集まっているアラブ諸国の外相達は、現在の危機がさらに悪化する危険をレバノンが回避するようにという要望を確認し、緊張緩和の必要性と、内部抗争の防止を呼びかけた。

 イラク委員会の会合直前に開かれた協議の席で外相達は、レバノン指導者達との話し合いを行ったアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長の報告による、危機解決の可能性を示す様々なアイデアを傾聴した。
また外相達は、レバノンにおける国民対話会議の再開のため、適切な環境を作り出すことへの期待を表明した。

ベイルートでは、[シーア派系の]アマル運動のメンバーだったアフマド・マフムードの葬儀が反政府勢力によって行われた。同氏はスンナ派が大多数を占める首都ベイルート・カスカス地区で住民といさかいになり、二日前に何者かの銃弾によって死亡していた。


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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:4103 )