ヒズブッラーが過去最大のミサイル作戦、安保理では停戦決議案の最終調整(アル・アハラーム紙)
2006年08月07日付 Al-Ahram 紙

■ ヒズブッラーのミサイル、イスラエル兵12人を殺害
■ レバノン南部での激しい戦闘により、イスラエル兵2人とレバノン市民8人が死亡

2006年08月07日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】

 国連安保理が停戦決議に合意するまでに少しでも戦果を挙げようと、イスラエルは時間との競争を始めた。戦闘開始から26日目に突入した昨日には、ヒズブッラーのミサイルがガリラヤ北端のキルヤト・シェモナの北にあるカフル・ジラーディでイスラエル兵12人を殺害、10人が負傷し、そのうち4人は重体。

 ヒズブッラーのミサイル攻撃の中でも最も激しかったとされるこのミサイル砲撃作戦は、半時間の間隔も空かないほど集中的なものであった。

 イスラエル軍は、このイスラエル北部へのミサイル攻撃で殺された者全員が、イスラエルの対レバノン戦争応援のために召集された予備役兵であったことを認めた。この攻撃はヒズブッラーにとって、先月12日に開戦して以来、その殺害規模において最大の攻撃とみなされうる。
様々な情報筋が、ヒズブッラーの戦闘員が開戦以来発射したミサイルの数は、約3000発と見積もっている。

 またヒズブッラーは昨日、イスラエル入植地に対する砲撃を再開し、ゴラン高原の入植地やサファド、アッカ、ティベリヤに向けてミサイルを発射した。

 ヒズブッラーは昨日の声明の中で、レバノン南部での激しい戦闘でイスラエル兵を2名殺害し、他に7人を負傷させたと述べた。

 一方イスラエル・ラジオは、南部のタイバ周辺で工兵部隊の車列が砲撃され、兵士1人が殺されたと伝えた。
さらに、昨日午前に衝突が再開したアイター・シャアブ周辺でもイスラエル兵1人が殺され、6人が負傷、イスラエル軍の前線は複数の方面からのミサイル攻撃を受けており、いまだに衝突は続いている。

 同時に、イスラエル戦闘機は集中的にレバノン南部の複数の地方に攻撃を仕掛けた。戦闘機は南部最大の都市、サイダの港の東に位置するアンサール村のマシャーウ地区を12回空爆し、レバノン市民8人が死亡、6人の負傷者をもたらした。

 この間に安保理の理事国代表らは、一昨日に合衆国とフランスが合意したイスラエルとヒズブッラーに停戦を呼びかけ和解条件を提案する決議案の、最終的な調整を試みた。


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( 翻訳者:新谷美央 )
( 記事ID:3221 )