イスラエル、レバノン海上封鎖解除へ(アル・アハラーム紙)
2006年09月09日付 Al-Ahram 紙

■ イスラエル、レバノン海上封鎖解除を発表
■ 3000人のフランス人部隊、本日ベイルート港へ到着

2006年09月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】

 昨日、イスラエルのエフード・オルメルト首相の報道官は、イスラエルが8週間にわたって続けていた対レバノン海上封鎖を解除すると発表した。

 さらに同報道官は、国連指揮下の海上部隊が、イスラエル軍との完全な協力の下、任務を引き継ぎ、「レバノンにおけるヒズブッラーへの武器供給阻止を履行することになるだろう」と語った。

 時を同じくして、在レバノン仏大使館は、3000人のフランス人部隊が、UNIFIL(国連レバノン暫定軍)所属のフランス部隊の先遣隊として、ベイルート港に今朝到着すると発表した。
 
占領下エルサレムでは、イスラエルのエフード・オルメルト首相が、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相との会談で、イスラエルが占領しているシャバア農場問題について話し合う前提条件として、ヒズブッラーの武装解除と、シリアが同農場をレバノン領と承認することの二点を挙げた。


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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:3470 )