IAEA査察官のイラン入国停止法案総則が委員会で承認 シャルグ紙
2006年09月06日付 Sharq 紙

2006年9月6日付シャルグ紙2面

【IRNA】国会の国家安全保障・外交政策委員会は、昨日夕方の会議で、IAEA査察官のイラン入国停止に関する法案の総則を承認した。

 同委員会の広報を務めるカーゼム・ジャラーリー議員は、このことを明らかにした上で、「同法案の単一条項は、いかなるものであれ、イランに対する制限が国連安保理によって加えられた場合には、IAEAによるすべての査察を停止することを政府に義務づける内容となっている」と語った。

 同議員はまた、これまで延べ2400件の査察が核施設に対して行われたと指摘した上で、「われわれは核エネルギーの分野で、自らの権利を享受することを希望している。ところが、国際機関はイランの権利に対して無関心であるばかりか、それを無視しようとさえしている、というのがわれわれの理解である」と語った。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3435 )