「イランの核の権利を守るためには、意見の相違を越えて大統領を擁護すべき」:モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー イラン紙
2007年01月28日付 Iran 紙

【政治部】外交関係者で、国際問題の専門家であるモハンマド・ジャヴァード・アルダシール=ラーリージャーニー博士は、国連安保理決議第1737号について、《核保有国イラン》に対する一種の《見苦しい怒り》を表したものであるとして、さらに「イランが《核クラブ》の仲間入りすることに対し、誰も歓迎のことばをかけてくれない以上、壁を飛び越えるようにして仲間入りを果たす以外に方法はない」と述べた。

 同博士は昨日IRNAとのインタビューで、さらに次のように述べた。「私の考えでは、核をめぐる外交交渉の進め方についての意見の相違などは脇に置いて、われわれはみな大統領の元に集結し、核の権利の擁護のために立ち上がるべきだ」。

***訳註***
モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー氏は、国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記の兄弟で、外務次官を務めた経歴を有する人物。宗教指導者としての教育を受けた後、大学で数学を専攻、その後アメリカに留学した。国会の原理主義派の大物アフマド・タヴァッコリー氏の従兄弟でもある。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10025 )