ファタハ・アル=イスラーム摘発、ブランメルツ委員長はサウジ訪問
2007年03月15日付 Al-Nahar 紙

■ 爆破攻撃ネットワークの発見とセルジュ・ブランメルツ委員長のサウジアラビア訪問の関連性

2007年03月15月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 アイン・アラクでの2件の爆破事件とその他のテロ行為の準備に携わったとされる「ファタハ・アル=イスラーム」ネットワークの発見が政治に大きな波紋を広げており、レバノン軍は昨日ナフル・アル=バーリド難民キャンプ周囲の治安対策を強化した。このキャンプにはシャーキル・アブスィー氏を指導者とするファタハ・アル=イスラームの主要なメンバーが集合している。治安対策ではキャンプの3つの入り口の警備が強化され、かつて北の入り口とアブダの漁港を繋いでいた旧道が閉鎖され、軍部隊が通行車両をチェックし、乗客の身分証明書の確認を行っている。

 そうしたなかで、このネットワークについて実施中の捜査の動向に詳しい関係者からあらためて提供された情報によれば、拘留者が国内治安部隊情報部の捜査官に対して告白した情報はビデオテープに録画され、ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件に関する国際調査委員会に提出された。この委員会に対しては国連安全保障理事会からアイン・アラクでの2件の爆破事件についての捜査に関してレバノン治安機関を援助するよう委任されている。これらの情報から、国際調査委員会のセルジュ・ブランメルツ委員長のリヤド訪問と爆破攻撃ネットワーク発見の関連性が明らかにされた。今回の訪問はネットワークに関与していた者が逮捕され、彼らが所持していた偽造のサウジアラビア当局発行の証明書が押収された後に行われた。情報によればブランメルツ委員長のリヤド訪問と現地での調査の結果、押収された書類はサウジアラビア当局によって発行されたものではなく、文書の偽造は捜査をかく乱し間違った方向に誘導して、一連の事件を「アル=カーイダ」のような原理主義組織の行為に見せかける試みであったことが判明した。こうしたやり方はラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件に関する調査に対しても行われたことが指摘されている。

(後略)

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( 翻訳者:並木麻衣 )
( 記事ID:10479 )