イラン、核燃料の産業生産の段階に到達
2007年04月10日付 Iran 紙


イラン大統領:イラン人の崇高な道は後戻りすることはない

■アフマディーネジャード大統領:イランの核開発は平和拡大のために貢献するだろう。
■イラン政府は、最低2万メガワットの原子力発電と、医学、農業、工業の分野でのその利用に向けて、具体的な日程の取り決めを行っているところである。
■我々は、この分野においてイランと対話や協力の意思がある全ての国と、固く握手を取り交わすつもりである。
■イランは35年間にわたってIAEA加盟国であり、核非拡散条約(NPT)に加盟しているが、加盟国として何の利点も得ていない。
■IAEA理事長:海外の核専門家はイランの専門家に対して全く協力姿勢を見せなかった。
■ブーシェフル原子力発電所所長:この原子力発電所の設立は92パーセント達成しており、ごくわずかな段階を残して、今年のアーバーン月(11月)には運転開始できるだろう。
■核開発に関する吉報は、世界のメディアで広く反響を呼んだ。


[政治部]

 アフマディーネジャード大統領は[昨日の]「核技術獲得国民記念日」に、イラン核開発の方向性についての世界の政界やメディアの数ヶ月にわたる憶測に終止符を打ち、イランが核燃料の産業生産の段階に入ることを公式に発表した。

(中略)

■イラン国民は力強く、自国の権利を守るだろう

 大統領は続けて、「イラン国民は力強く、自国の権利を守るだろう」と述べた。

 アフマディーネジャードは、「現在イランに対抗するいくつかの政権は、我々の国家がこの価値ある特権を享受することを望まない」として、次のように述べた。「イランの今日の発展に反対する諸政権は、自分たちの影響力を通して、我々の発展を食い止めようとしている。だが彼らは、イランという偉大な国家はこのような事を許さないということを知らなければならない。」

 また同氏は、「イランという偉大な国は、数世紀にわたって、科学、文明、文化の先駆者であり、自国の発展において常に頂点に向かって確固たる歩みを続けてきた」と強調した。

(後略)

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( 翻訳者:下山伴子 )
( 記事ID:10621 )