澁澤幸子さんを襲ったひったくり犯逮捕 -カメラに残っていた写真が決めて
2007年12月11日付 Milliyet 紙

トルコに関する本を執筆するため、イスタンブルを訪れていた日本人女性作家の澁澤幸子さんがひったくりに遭い、カメラや幾ばくかのお金の入った鞄を盗まれた。

女性作家の澁澤さんは、それ以前に撮影した写真をメモリーカードからパソコンへ読み込んだ際、二人のひったくり犯が映っているのに気がついた。澁澤さんから送られた写真を元に捜査を開始した警察が、ひったくり犯を逮捕した。

澁澤さんは、近く執筆した著書の為に撮影をしようとバラトを訪れた。そこで歴史的つくり、人の様や通りを撮影をしていた渋沢さんの傍へ近づいてきた二人のひったくり犯が、鞄を盗んで逃亡した。ファーティフ区シェヒト・テヴフィク・エルジヤス警察署へ行き被害届を出した澁澤さんは、その翌日に日本へ帰国した。

■メモリーカードに入っていた

澁澤さんは、ポケットに入っていたメモリーカードへ保存してあった、執筆用に撮った写真をパソコンへ取り込む際、1枚の写真にひったくり犯が写っているのを偶然見つけた。澁澤さんは、写真をトルコへ送る際、トルコ語を良く知らなかったため記録を担当した二人の警察官の他に3番目に記された記載を警察官の名前だと勘違いし、「Mr.正本の控え様」と書いてトルコへ送った。警察は、写真を受け取るとすぐに捜査を開始し、ハイレッティン・K.とイーサー・Ç.を逮捕した。

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( 翻訳者:新井仁美 )
( 記事ID:12644 )