イスラエル高官、ガザ住民を“ホロコースト”にすると脅す
2008年03月01日付 Al-Ahram紙

■ イスラエル、ロケット弾の発射が続くならガザ住民を“ホロコースト”にすると脅す
■ 対パレスチナ軍事作戦を言い表すのにナチの用語をイスラエル高官が使用し、騒動に

2008年03月01日付アル・アハラ-ム紙(エジプト)HP1面

【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、東エルサレム:諸通信社】

 イスラエルのマタン・ヴェルナイ国防副大臣は、もしイスラエル町村に対するパレスチナのロケット弾発射が続くなら、ガザ地区で“ホロコースト”を実行すると脅した。同じ頃、イスラエル軍はガザ地区へ激しい空爆を続け、ここ2日間で数十人の死傷者が発生している。

 ヴェルナイ副大臣は、たとえガザ地区に対するホロコーストという事態に至ろうとも、イスラエルは安全と国民の防衛のために全軍事力を使用するだろうと主張した。ロイター通信によれば、第二次世界大戦でのナチによる殺戮という歴史的範囲の外で殺戮(ホロコースト)という表現がイスラエルにおいて使用されるのは稀であるという。

パレスチナ人に対するイスラエル軍の軍事作戦を言い表すのにナチのホロコーストという用語をヴェルナイ副大臣が使用したことで、イスラエル国内は騒然となった。

 イスラエル外務省のアリエ・メケル報道官は、「ヴェルナイ氏は声明でホロコーストを意図したのではなく、ロケット弾の発射が続けばガザ住民は悲劇あるいや災厄に見舞われるだろうと言いたかったまでだ」と述べて、この用語の響きや意味を軽減しようと試みた。

(後略)

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(翻訳者:梅原春奈)
(記事ID:13277)