エジプト、イスラエルの攻撃で負傷したパレスチナ人の受け入れを表明
2008年03月03日付 Al-Ahram 紙

■ エジプト、パレスチナ人負傷者を治療のためカイロに受け入れることに合意

2008年03月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ラファハ:アフマド・サリーム】

 エジプト政府はイスラエルの攻撃によって負傷したパレスチナ人を、カイロで治療するためラファハ国境を通して受け入れることに合意し、エジプト国内の病院へ搬送する救急車の配備が行われた。

ムハンマド・マンスール運輸相は、パレスチナ人負傷者の通行を可能なかぎり簡易化し、ラファハ国境の通行税を免除するよう指示を出した。同様にハーテム・アル=ガバリー保健・人口相は、パレスチナ人に保健ケアを提供する必要があるとの指示を出し、各病院に大量の救急医薬品が備蓄された。

 外務省の公式報道官は「ラファハ通行所を解放するというエジプト政府の決定は、パレスチナ住民が直面している事態に対してエジプトが人道的責任を引き受けるという考えから出てきたものだ」と述べ、「残忍なイスラエルの軍事行動が実行された日以来打ちのめされているパレスチナの同胞、中でも負傷者らに、エジプトが助けと援助の手を差し伸べないなどということは考えられない」と続けた。そして、「事態の沈静化と軍事的対立の完全な停止へ至るようエジプトが行っている政治的役割と平行して、パレスチナ国民に対する人道的役割を継続し続ける」と強調した。

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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:13278 )