ラクダの体から282キロのアヘンが発見
2009年02月19日付 Jam-e Jam紙

【事件部】ゴム州で21頭のラクダが差し押さえられた。「死の商人」たちがこのラクダに麻薬を飲ませた上でゴム州に運び、そこで解体して、ラクダの体内に隠されていた麻薬を売りさばいていたことが判明した。

 ホルシードヴァンド・ゴム州治安維持軍総司令官はこの事実を明らかにした上で、次のように述べた。「しばらく前から、最近大量のラクダの肉が安価でゴム州で売られているとの情報が、ゴム州治安維持軍に寄せられていた。これらの情報は主に、安値で売られているラクダの肉の安全性に対する市民の不安に端を発したものだった」。

 同総司令官はその上で、「この件について秘密調査を行ったところ、ラクダはスィースターン・バルーチェスターン州からゴム州に運ばれ、そこで解体されて肉が売られていることが判明した」と語った。

 この事実が明らかになったことで、ラクダは麻薬の搬送用に使われているのではないかとの見方が有力になっていった。実地調査をさらに進めたところ、捜査員らはこの件にある前科もちの麻薬密売人が関わっているとの疑いを持ち、逮捕した上でこの人物の取り調べを行った。その結果、この人物はイラン東部の麻薬密売業者とつながりがあり、綿密に計算された計画を立てた上で、麻薬をラクダに飲ませ、それをゴム州に運び、ラクダを解体しては麻薬を取り出し、その後密売業者と関係していたその他の売人に渡していたことが判明した。

21頭のラクダを解体すると、そこには‥‥

 ゴム州警察長官は、さらに次のように述べた。「情報を収集し、密売業者の往来ルートを監視したところ、ついに捜査員らは一日が開けた深夜の時間帯にゴム州に入ろうとしていた二台のトラックを発見、トラックを停車させた上で6人の麻薬密売業者を逮捕し、21頭のラクダを差し押さえた」。

 ホルシードヴァンド司令官はその上で、ラクダを屠殺場に連れて行き解体したところ、17頭のラクダの胃から282キログラムのアヘンを発見したことを明らかにした。

 ゴム州治安維持軍総司令官は、「現在、密売業者と関係していたその他の売人を特定すべく、特別捜査が行われているところだ。警察は死の商人たちの往来すべてを注意深く監視している」と強調している。

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(翻訳者:斎藤正道)
(記事ID:15857)