イスタンブルに春の雪
2009年03月19日付 Zaman 紙

トルコは再び寒さと雨の影響を受けている。イスタンブルの一部の地域では所々で雪が降っている。

バルカン半島からの冷たく湿った空気の影響を受けたエディルネでは、ブルガリア国境付近の村々とハムザベイリ国境門へのルートで雪が降った。クルラーレリ市のデレキョイでも今朝雪が降り始めた。

エディルネでは夜の気温が零下1度まで下がり、ララパシャ郡の山間部では雪が降った。夜から時折止んでは降り続いている雪の影響で、ブルガリアへ至るハムザベイリ国境門へのルートと国境に近い村々で積雪が5センチ近くに達した。この雪の影響で、国境付近の村は完全に真っ白な雪に包まれた。

■ デレキョイで降雪
気温が零下3度まで下がったクルクラーレリ市デレキョイでは午前中から降り始めた雪が間断なく降り続いている。

■イスタンブルでも降雪

冷たく湿った空気はイスタンブルにも影響を及ぼしている。強風も相まって空気が急激に冷却され、雨が雪に変わった。標高の高い地区では降雪時の温度が1度だった。

イスタンブルでは約1週間前に花が咲いた木にも雪が降った。

最新の観測では、雨は地中海中央および東部(アダナ、メルスィン、ハタイ、オスマニイェ、カフラマンマラシュ)そしてアンタリヤ東部の市(アランヤ、ガーズィパシャ、セリキ、マナヴガット)で豪雨または雷雨となる。マルマラ南東部(ブルサ、ビレジキ)およびエーゲ海北部の内陸地帯(アフヨン、ウシャク、キュタフヤ)、ボル、カスタモヌ、ドゥズジェ、カラビュク、エスキシェヒルおよびアンカラ西部では夕方から、また中央アナトリアの北東(ヨズガト、スィヴァス、カイセリ)、ギュムシュハーネ、バイブルト、エルズィンジャン、トゥンジェリ、ビンギョルの辺りでは雪混じりの雨あるいは雪が降る。ギレスン、トラブゾン、リゼ近辺では豪雨となることが予想される。

気温は西部で2~4度下がり、他の地域で1~3度上がる見込み。
風は、南および南西の風で、マルマラでは西および北西から弱く吹き、また時折中程度の強さで、お昼ごろから内陸部では強く吹くことが予想される。

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( 翻訳者:倉本 さをり )
( 記事ID:16028 )