妻の密通を疑い、殺害:出獄から2日後の惨劇
2009年09月17日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】妻に不審を抱き、出獄から2日後に〔テヘラン州〕パークダシュト県近郊の沙漠で妻を殺害した男が逮捕された。

 ジャーメ・ジャム紙の報告によると、先週、ある男性からパークダシュト110番緊急警察センターに、同市近郊の沙漠で若い女性の遺体を発見したとの通報があった。通報を受け、パークダシュト県治安捜査官らが遺体発見現場に急行、女性の遺体を確認した。女性はナイフで刺され、殺害されていた。

 〔‥‥〕パークダシュト県刑事局の捜査官らは殺害された女性の身元特定のために、同局に届け出のあった行方不明者らのファイルを調べ上げた。その結果、遺体発見の1日前、夫と従姉妹とともにパークダシュトの某地区にある父親の家を出たきり、戻ってこない女性がいることが判明した。捜査官らは遺体がこの女性のものである可能性があるとみて、家族の人々に法医学教室まで確認に来るよう要請、こうして殺害された女性の身元が確認された。

 事件について捜査を続けたところ、殺された女性は最後に夫といるところを目撃されていることが判明した。そこで、メフディーという名の夫を逮捕したところ、男は〔妻殺害の〕2日前に出獄したばかりで、服役中、妻が一度も面会に来ないので、他の男と密通していると疑い、妻殺害計画を練り、従姉妹の目の前で実行に及んだことを自供した。

 男の自供を受け、司法命令によって本件に関するさらなる捜査が始まった。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:17481 )