暴動の首謀者、女装姿で逮捕
2009年12月09日付 Iran 紙


テヘラン市内の大学でアーザル月16日〔12月7日〕に起きた混乱をめぐり、すでに解散が命じられている「アミーレ・キャビール大学イスラーム協会」のメンバーの一人が、“女装”して逃亡したとの報道が、世間を驚かせている。

 体制破壊的かつ侮辱的な演説を行ったものの、ミール・ホセイン・ムーサヴィー支持集会に参加する人々の数を増やすことができず、逆にイスラーム革命を支持する学生たちの圧倒的存在感を目の当たりにしたマジード・タヴァッコリーは、身の危険を感じ、化粧や女装をして、大学からの逃亡を図った。

 タヴァッコリーはヘジャーブをきちんと着用した女性そのままに、マントを羽織り、マグナエ〔女性が頭や首を隠すためにかぶる頭巾〕とチャードルを頭からすっぽり被り、さらには用心には用心を重ねて、女性もののカバンまで肩にかけて逃亡したものの、目的を果たすことなく、治安部隊の隊員によってあえなく逮捕された。その一方で、この人物の姿が写った写真は、しばしば過激な学生たちによる集会で、学生抵抗運動の象徴として集会参加者らに配布されていた〔が、そんな彼も逃亡する時は女装という卑屈な手段を使った〕。

 マジード・タヴァッコリーは、以前にも体制を侮辱した前歴があり、〔そのために〕服役したこともある。彼はイラン暦1365年〔西暦1986/7年〕にシーラーズに生まれ、1383年〔同2004年〕に船舶航行を専攻するためにアミーレ・キャビール大学に入学した。しかし、4学期間連続で成績の平均が〔20点満点で〕10点を下回ったため、大学を放校になっていた。



※訳注:マジード・タヴァッコリー氏が女装した姿で逃亡を図り、逮捕されたとの報道・写真については、学生運動を貶めようとする捏造だとの反発も、反アフマディーネジャード派の人々の間では起きている。なお、「イラン紙」はアフマディーネジャード大統領を熱狂的に支持する新聞の一つ。

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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:18080 )