警察、首都に生息するならず者どもに対し「夜の反攻」を敢行(上)
2010年05月06日付 Iran 紙


【事件部】ならず者どもの逮捕へ向けたテヘラン警察の89年度〔西暦2010年度〕計画の第一段階が、77名の悪党どもの特定・逮捕をもって終了した。

 本紙記者の報告によると、テヘラン警察長官のサージェディーニヤー司令官との会議を終えたテヘラン治安維持軍の救援部隊ならびに治安警察の隊員らは、オルディーベヘシュト月14日火曜日〔西暦2010年5月4日〕21時から、大規模な作戦を市内で開始した。隊員らはこの計画を遂行する前に、最も危険であるとされる第一級のならず者ども80名の身元確認をすでに済ませていた。そして今回の第一次作戦で、そのうちの77名を逮捕した。

 大テヘラン治安維持軍司令官はこの計画の実行に合わせ、記者ならびに作戦に携わる隊員らの前で、次のように述べた。「麻薬密輸業者摘発計画が、日曜日の夕暮れに成功裏のうちに行われた。これを受け、社会的安全計画の第2段階では、市民の平安を奪っているならず者どもの存在を首都から一掃するつもりである。こうした者どもは、逮捕後〔ただちに〕司法の裁きを受けることになるだろう」。

 サージェディーニヤー司令官は、テヘラン警察が過去の発表にもとづき、人々の求めに配慮する形で、9つの計画実施を予定していることを指摘し、「第一の計画は、麻薬小売り業者の取り締まりであり、この計画は数日前の夜にすでに行われた。他方、女性の貞節や公園の安全を脅かす者、危険な麻薬常習者、窃盗犯、麻薬小売り業者、及び故買人の取り締まり・摘発も、近々テヘランで開始されるだろう」と語った。

つづく


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( 翻訳者:塩尻菜穂子 )
( 記事ID:19077 )