6月1日よりチャイルドシート装着義務化
2010年05月24日付 Yeni Safak 紙

道路交通法によって、子供の車内でのチャイルドシート装着が6月1日から義務付けられることになった。この実施により、チャイルドシート市場は2010年において3倍の伸びを示す模様。

キッコ(Chicco)・トルコ総代理店のエルキン・ウルタヌール社長は、アナトリア通信への取材に対し、道路法に基づき出された道路交通法150条により、150センチメートル未満で体重36キロ以下の子供が車に同乗する場合、体重に見合った固定装置(チャイルドシート)装着が義務付けられた、と語った

この義務は6月1日から施行されると明らかにした同氏は、施行のおかげで子供たちはより安全な車の旅が可能となり、死亡事故や怪我を防ぐことができると明らかにした。

同氏は、国内で年間平均4万個のチャイルドシートが販売されていると述べる一方、トルコでは毎年120万人の新生児が生まれていることを考慮するなら、チャイルドシート装着の割合は3%に留まることを強調した。

また別の発表では、トルコでのチャイルドシート装着率は約20%であるとされていることを明らかにし、次のように述べた

「他の人々の調査発表をさらに検討することを勧めたいと思っている。言及されている20%の装着率は、チャイルドシート装着と、シートベルト装着の双方を含んでいる。我々の国で年間平均120万の赤ん坊が生まれ、どの赤ん坊も生まれると同時に潜在的チャイルドシート利用者となる。ここから試算すると国内で約800万人が現在チャイルドシートを装着していない。

同氏は、チャイルドシート装着が義務付けられれば、2010年にチャイルドシート市場は約3倍に拡大する見通しであると指摘しながら、向こう4年の内にチャイルドシート市場が、親たちの意識と監督も加わって、10倍まで伸びると期待されていると述べた。

チャイルドシートの販売数が向こう3年で12万~15万台、10年で40万~50万台になることを指摘した同氏は、10年以内にチャイルドドシート市場は、5000万~7000万台販売されているヨーロッパレベルに達すると予測されるとコメントした。

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:19218 )