最後のスルタンの孫オルハン・エフェンディ死去、夢からなわずエジプトに埋葬
2010年05月28日付 Zaman紙


スルタン・メフメト・レシャド5世の孫であるハサン・オルハン王子が、3日前にエジプトで死去した。この死によって、一つのドラマが明らかになった。がん治療を受けていたオスマン家の末裔は、金銭的理由で、エジプトの病院から追い出されていた。(イスタンブルの)エユプ・スルタンに埋葬されるという遺言は外交上の障害のため実現しなかった。
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海外で生活しているオスマン家の末裔がまた2人生涯を終えた。スルタン・レシャドの孫であるハサン・オルハン王子が3日前にエジプトで、スルタン・アブデュルメジトの孫であるアブドゥッラフマーン・サーミーオール・メフメト・サーミー氏がロンドンで死去した。

エジプトで教師をしていたハサン・オルハン王子が亡くなった後、金銭的理由と外交上の障害のため遺言の内容が実現されなかったことが明らかになった。ハサン・オルハン王子は、長年、脳の癌を患っていた。お金が払えず、入院していた病院に対し6000ドルの借金があった故き王子は、亡くなる少し前に病院から追い出された。ハサン・オルハン王子に対し、スルタン・アブドゥルハミド2世の孫であるオルハン・オスマンオール王子がイスタンブルから援助しようと試みたが、失敗に終わった。オルハン・オスマンオール王子の次のような言葉は、王家の末裔たちが今おかれている状況を表していた。「2ヶ月間、王子にお金を工面しようとしたが、十分な額になりませんでした」。

外務省と在カイロトルコ大使館に働きかけたと述べるオスマンオール王子は、借金が亡くなった後に払い終えられたことを強調している。ハサン・オルハン王子は、エユプ・スルタンにある父親の墓の隣に埋めてほしいことなどを含む遺言を、亡くなる直前に会ったオルハン・オスマンオール王子に残した。オスマンオール王jいは、金銭的な問題と外交上の問題で故人の遺言を実現できないのを残念に思っていると述べている。

また、ロンドンで生活していた、スルタン・アブデュルメジトの孫であるアブドゥッラフマン・サーミーオール・メフメト・サーミー氏も5日前に生涯を閉じた。ロンドンで埋葬された故人は85歳だった。亡くなったハサン・オルハン王子とアブドゥッラフマーン・サーミーオール・メフメト・サーミー氏のためにイスタンブルに住んでいるオスマン王家の関係者たちが弔問を受け入れる。王家の人々は、今日(28日)と明日(29日)10時から20時の間、ユルドゥズ公園チャドゥル宮に集まる。さらに、同じ場所で今日の午後の礼拝のあと、なくなったオスマン家の子孫の魂のためにコーランの一節が読まれる。

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(翻訳者:小松裕美子)
(記事ID:19263)