イスラエル、イラン核計画向けのスパイ衛星を発射
2010年06月24日付 Mardomsalari 紙

ニュース専門チャンネルのプレスTVが報じたところによると、イスラエルは新たなスパイ衛星をイスラエル南部の軍事基地に用意しており、これによってイスラエル当局はイランの核施設を偵察することが可能となるだろうと主張しているという。

 ISNA(イラン学生通信)によると、AFPは火曜日、イスラエル外務省の声明を引用して、同国が衛星「Ofek-9」をパルマチン基地から発射したと報じたという。

 プレスTVが伝えたところによると、この声明は「衛星の発射結果については、現在技術チームが調査中」とも述べている。

 イスラエル(シオニスト体制)外務省は、衛星について詳細を明らかにはしなかったが、イスラエル国営ラジオ(ラジオ・シオニスト体制)は、この衛星は先代の衛星「Ofek」と同様、高い解像度の写真を撮影することが可能だと伝えた。

 同ラジオ局はまた、イスラエル(シオニスト体制)の航空産業が製造し、ロケット「シャヴィト」によって発射されたこの衛星の目的は、イランの核計画の監視である、とも伝えている。

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( 翻訳者:須川美保 )
( 記事ID:19574 )