家出少女や不法滞在の外国人らが潜伏する隠れ家、摘発される
2010年10月17日付 Jam-e Jam 紙

マシュハド警察は不意打ち捜査で、違法行為を行なっていた無認可の宿泊施設の経営者らを逮捕した。

 警察の広報サイトによると、マシュハド治安維持軍司令官は今回の捜査の詳細について、以下のように語った。「複数の市民から、マシュハド市街中心部の古いビルに不審な人物が出入りしているとの110番通報があり、警察はこれについて大規模な捜査を始めることとなった」。

 アハド・キャリーミー保安大佐は次のように続けた。「警察による諜報活動と秘密の監視により、そのビルは無認可宿泊施設で、家出少女や麻薬密売人、不法滞在の外国人の隠れ家となっていることが明らかになった」。

 同大佐はまた、こう指摘した。「第8情報部は司法当局と連携し、監視中のビルを不意打ち捜索した。その結果、ビルの一部屋で違法な関係をもった容疑で、若い男女が逮捕された。また他の部屋でも、所持品の調査により若干量のアヘンが発見され、〔警察の捜査の〕網の目にかかった3人の男女が捕まった」。

 キャリーミー大佐は「警察によるその後の取り調べで、この3名は麻薬密売業者であり、マシュハドを訪れた際はこのビルに潜伏していたことが判明した」と述べ、さらに「警察はこのビルで、身分証明書を所持せず、不法に滞在していた外国人25名も逮捕した」と続けた。

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( 翻訳者:阿部文美 )
( 記事ID:20470 )