アナン特使:失敗は恐るべき結果を生む。ダマスカスは最大の責任を負う
2012年05月09日付 al-Hayat 紙
■アナン特使:失敗は恐るべき結果を生む。ダマスカスは最大の責任を負う
2012年5月9日 『アル=ハヤート』
【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム;ダマスカス:ベイルート:本紙:AFP】
コフィー・アナン国連・アラブ連盟共同特使は、シリアでの彼の計画が失敗した場合、「地域全体が恐るべきもの」になり、それはシリアの「内戦」につながるだろうと警告した。
アナン特使は昨日(8日)、安全保障理事会の前で初めて彼の計画の失敗の可能性について言及したが、6項目全ての彼の計画の成功の必要性を強調した。アナン特使は、「もし誰かがより望ましい考えを持っていたならば、私が最初にその計画に飛びついて、それを取り入れるだろう。我々はもし6項目の計画が失敗したという結論に達した場合、それはシリアおよび地域全体にとって悲惨かつ困難の日となるだろう」と述べた。また、シリア政府は爆撃や暴力、人権侵害の継続に関して最大の責任を負うことになると述べ、「その侵害のレベルとその度合いが許容できる範囲を越している」ことを強調した。
一昨日シリアで行われた議会選挙は、あたかも行われなかったように終わった。選挙は様々な地域における暴力や抵抗運動の頻度にいかなる影響も残さず、シリア危機に対する外国の姿勢や様々な当事者の対処方法にも何の影響もなかった。
セキュリティ面に関して言うと、多くの地域で暴力の行使は続いたが、一方で、当局は選挙のプロセスを称賛し、結果発表の準備として開票を始めたと表明していた。複数の地域調整委員会によると、少なくとも20人がイドリブ、ヒムス、ダルアー、ハマー、ダマスカス郊外にて政府軍の砲撃により命を落としたという。
安全保障理事会の外交官らによると、アナン特使はジュネーブからクローズド・サーキット(特定の受信機にのみ送信される閉回路)を通して安全保障理事会に対し、彼が「武器を脇に置き、対話のテーブルに向かう必要性」に関して、シリアの反体制勢力にも責任を負わせると述べたとのことだ。アナン特使は、まず暴力を停止することに関する抵抗は未だに存在するが、停戦の初日の4月12日を回想し、シリア政府が軍の撤退や軍の活動停止、重火器の使用停止の履行を実行しなかったにもかかわらず、1日の間は、全ての当事者が暴力を停止した、とし、「1日の間停戦ができたのなら、どうして1か月間の停戦が出来ないのか?」と述べた。
アナン特使は、信頼できる政治的プロセスを開始するために暴力と違反の停止が必要であることを強調した。議会選挙に関しては、同選挙は「政府によって主導されたが、我々は政治的プロセスは政府と反体制勢力間の対話の結果であるべきであると話した」が、「この選挙は我々が話し合ったようなものではなかった。シリア当局は政治的対話の結果として、別の選挙を行うこともありうると理解している」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:26348 )